ここで書いたかどうか、忘れたけど、
実は、去年、私は父から、この会社の株を贈与してもらった。
去年は「清算贈与の特例」っていうのがあって、
500万円以上の価値の非上場同族会社の贈与は、500万円分まで贈与税が無税になったので、その特典を利用したのだ。
うちの会社は、当時、ちょうど創業2年で、実際の資本は、500万円の資本金より、もうちょっと多かった。
だから、時価で計算しなくちゃいけないのかと思ったら、当時の税理士が、
「会社が新しすぎるので、儲かっていても損をしていても、関係ありませんよ。
どうせ、500万円です!」
というので、喜んでいた。
なんせ、計算が簡単だ。しかも、500万円より低かったら適用されないこの特例に、うまくあてはまり、しかも、500万円を超えないのなら、無税だ。
そーんな事を言っている間に、リーマンショックが起こり、株価が暴落。
パパ親が、「それじゃぁ、ついでに、いくらか株を生前贈与してあげるよ。株価が下落している今なら、贈与税も安くなる。」などと言い出した。
ありがたい。
それなら、いくら親子間でも、ちゃんと契約書を作っておかなくちゃね。
というわけで、11月の連休に、この株と、この株と、、、、と、契約書を作った。
膳は急げと、やってくれればいいのに、父は、それをしばらく放置。
実際に株の動きがあったのは、12月中旬のこととなった。
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さて、贈与税の確定申告。
実は、実際に株の名義が変わった12月のほうが、契約をした11月よりも
株価が下がっていたので、契約書を書き直しちゃおうか、、、という、
悪い考えが、働かないこともなかったが、
こういう場合は、契約時を贈与日と考えることになっているらしく、
正しい人である父は、贈与した株の連休前の終値の一覧表を作ってくれた。
実際の契約日は連休中だったからね。
自社株は、500万円と、当時の税理士が断言していたし、
贈与税の申告自体は、そんなに面倒なことはなかった。
ただ、こういうことは、初めてなので、郵送ではなく、税務署に出向き、
「これでいいんですよね。全部揃っていますよね。」と念を押して、書類を提出した。
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そんなことをすっかりわすれていた、5月14日。
夕方から学校の委員の仕事があるので、私は、たまたま早く家に帰った。
すると、ポストの中に、「税務署からのお尋ね」の封筒が入っていた。
すぐさま開けてみると、2月末に出した贈与税の申告内容が正しくない」との事。
正しくないといわれても、具体的に、どんな書類を出さなくちゃならないのかわからないので、
すぐさま次の日にアポをとって、仕事を抜け出して、わざわざ税務署に出かけた。
対応した人が言うには、連休中の株価は、連休前の終値ではなく、
連休前の終値と、連休明けの始値の平均値を出して、計算しなくてはならないのだそうだ。
それから、会社の株の価格は、なんだか特別な計算の仕方があって、
それに当てはめなくてはならないのだそうだ。
単に、そのときの資本の金額ではなく、同業他社がどうなっているかに基づいた「係数」を
なんたらかんたらして、どうたらこうたらで、なんだかとっても複雑だ。
「その、『係数』ってなんですか?」と聞いたら、なんでも国税庁のHPのどこかに
あるらしいのだが、あれから、会社に帰ってきて、暇なときに、いろいろ探してみても、
どうしてもどうしても、その「係数」の表が見つからない。
ははーん。これは、税務署員が定年後に税理士として食っていけるために、
わざと、よくわからないところにかくしてあるな。
と、思うくらいに、どうしても見つからない。
私は、念のため、去年の会社の決算書を持参していた。
税務署員は、「そちら(決算書)をコピーさせていただければ、こちらで、計算しますよ。」という。
どうせ、私がやったって、税務署員が、もう一度計算して、二度手間になる。
それなら、そっちでやってもらったらいいじゃないか、、、と私は、優しい税務署員の言葉を信じて、おまかせすることにした。
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1週間たっても、まだ連絡が来なかった。
2週間たっても、まだ連絡がなかった。
3週間たっても、まだまだ連絡が来なかった。
このころから、私は、会社のほうの確定申告で忙しくなった。
会社の確定申告のことで、中野税務署に通いながら、
贈与税を出した、自宅のある区の税務署のことを考えていた。
もともと、無税の範囲で、、、と、父は証券会社の担当と一緒に、計算に計算を重ねて、
銘柄や数量を決めていた。
だから、私は、贈与税のことを考えながらも、それほど心配はしていなかった。
無税に変わりはなく、手続きだけのモンダイだと思っていたからだ。
ところが、いきなり、今朝、税務署から電話がかかってきた。
「会社の株価ですが、500万円を20万円ほど超えました。」
ああよかった。500万円を下回るようなことがあったら、その分全部に課税されてしまう。
ところが、その後、耳を疑うようなことを聞いた。
「株式や投資信託の計算をしましたところ、税金が発生しました。
お支払いいただく税金は、○○円(約50万円)です。
それから、本日すぐに払っていただいた場合の延滞金は、○円(約5万円)です。」
はぁ?
なにそれ。
何故そんなに多くの税金が発生するのか、聞いてみた。
すると、ある投資信託の評価について、私が思っていたことと全く違う計算がされていたことがわかった。
その投資信託は、3月6月9月12月にだけ、正式に換金できるちょっと変わったものだ。
つまり、正式な価格(時価ではない)は、11月の時点からすると、9月のものが最も新しい。
しかし、9月のその価格が発表された後、実際の価値はどんどん変化し、11月の契約時点では、かなり落ち込んでいた。
実際、12月、3月、6月と、値段がついていない。
その、評価額を、私は、11月の契約日時点の「時価」を証券会社の部長に出してもらい、
採用していた。
ところが、税務署は、9月のものを採用して、今回の金額を提示してきたのだった。
「それって、倒産して紙切れになった株を、昔は儲かっていたと言って、高い価格で評価するのといっしょじゃないですか?」
と私は聞いた。担当の税務署員も自信がなさそうで、「部内で再検討します」などという。
しかし、それよりももっと、びっくりしたのは、延滞税だ。
延滞って?
私、何も悪いことしていないでしょ。
3月15日じゃなくて、2月24日に申告に行ったのだって、
間違っていたらいけないから早く行ったわけで、
しかも、郵送でなく、「これでいいですね」とその場にいる相談員に聞いてから出したわけだしね。
それから、5月14日に受け取った手紙を持って、5月15日に出頭した。
私のどこが、「延滞」なのよ。
税務署の仕事がのろいペナルティーを、どうしてこっちが支払わなくちゃいけないのよ。
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民間ならば、こういうことでしょ。
Aは、Bに委託で商品を貸している。
Bは、「○○円分売りましたから、その分商品代をお支払いいたします」と言って、
Aに、支払いをし、商品もAに返却した。
Aは、その場で、返却された商品をチェックせず、2ヶ月間放置した。
2ヵ月後、「なんかおかしい」と思い、AはBに電話をしてその旨を言った。
そのまた、2ヵ月後になって、Aは、Bに
「本来ならば、○○円のはずだったのに、オマエの計算は間違っていた。
利息と一緒に○○円支払え!」
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って、こんなこと、ありえる?
民間>役所ってことが、明らかになった瞬間だわ。
仕事がのろいと、得をするなんて、絶対におかしな法律だ。
こんなことをしているから、進歩がない。
っつーか、一番仕事がのろい人が、一番の稼ぎ頭なんだからね。
私は、それが、もし、法にのっとったものであったとしても、
その法律がおかしいと思うよ。
で、今回の税務署員が正しいことをしているにしても、ものには言い方があると思う。
こっちの気持ちを察した言い方は、ないのかね。
こういうやつがいると、徹底的に節税したくなるね。
杉並税務署!
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